38/Duane Michals
つい昨日知ったアーティストDuane Michalsの作品がすごく良かった!!
Duane Michals
デュアン・マイケルズ (ドウェイン・マイケルズ、Duane Michals、1932年2月18日生まれ)は、アメリカ合衆国の写真家である。同性愛者。彼の作品は、その革新性と芸術的技巧性により知られている。マイケルズのスタイルは、フォトシークエンスを構成することと、情緒及び哲学を省察した文章の取り込みとを特色することが多く、その結果として独特な作品が形成されている。
マイケルズはペンシルベニア州マッキーズポートで成長し、1953年にデンバー大学を卒業した。1956年、グラフィック・デザイナーになるためにデザインを学ぼうとしてパーソンズ・スクール・オブ・デザイン (Parsons School of Design) に入学するも中退、1958年休暇の旅行で訪れたソ連で、写真への興味に目覚めた。この旅行中に撮られた写真により、彼の写真の初の展示会が、1963年ニューヨーク市のアンダーグラウンド・ギャラリーで開かれた。
数年の間、マイケルズは商業写真家として働き、「エスクァイア」(Esquire) や「マドモアゼル」(Mademoiselle) に作品を提供したり、また1974年には、「グレート・ギャツビー」の映画化に際して「ヴォーグ」の特集記事を担当した。彼はスタジオを持たず、人物を「環境」の中においてポートレートを撮影した。これは、リチャード・アヴェドン (Richard Avedon) やアーヴィング・ペン (Irving Penn) などの他の写真家の手法とは対照的なものであった。1968年、マイケルズはメキシコ政府から同年のメキシコシティオリンピックの写真記録を委嘱された。1970年、彼の作品はニューヨーク近代美術館に展示された。
彼の写真集 Album は、1958年から1988年にかけて撮影されたポートレートがもとになっている。
1976年、マイケルズには全米芸術基金 (National Endowment for the Arts) からの助成が認められた。また、彼は、1983年にはポリスのアルバム「シンクロニシティ」の、1993年にはリチャード・バロン (Richard Barone) のアルバム Clouds Over Eden の制作に協力した。
(参考_Wikipedia)
↓このページもわかりやすかった。
作品はこの二つのサイトにたくさん載っているのでぜひ見て欲しい。
スライドショーで作品を観れるのがいい。
Exhibitionsの項目のDuane Michals: Sequences & Talking Pictures May 5 – June 11, 2016 って所に載っている作品も良い!!
さっきのサイトでは一枚でまとめられていた組み写真が一枚一枚大きいサイズで観れたりする。下の方には他のアーティストも紹介されているから色々見れて面白い。
そもそも写真一枚で何かを表現しなくてはいけない、なんてわけないし、写真家は写真に言葉やペイントなど、写真以外のものを作品に入れ込んではいけない、なんてわけはない。と私は思う。
そういえば音楽におけるYouTubeみたいな、写真におけるアーティスト情報サイト的なものってないのかな?私は本から知ることが多いけれど、年代別とか、地域別とかにまとめられたサイトがあったらいいなぁと思う。本だったら、この二冊が面白い。
←挑発する写真史(平凡社)金村 修著 タカザワケンジ著
→写真生活(晶文社)坂川栄治著
挑発する写真史は、帯に書いてある
”現実を撮っても、真実は写らない。写真は現実から何かを奪っている。 ”
っていう文章に惹かれて購入。
写真生活の方は、写真を「飾る」という関わり方を提案している、他とはちょっと違った本。何より、著者の坂川栄治さんの言葉遣いが好き。今では事務所も立ち上げ、デザイナーとしてバリバリ活躍している坂川さんが、美術専門学校を卒業し地元の小さな広告代理店で働き始めた時から話は始まる。この本で一番最初に出てくる写真家はダイアン・アーバス。
いろんなアーティストの写真が観れるからすごく楽しいぞ。