16/beautifulhorns
先月4月30日のこと。
神奈川県泉区の泉区民文化センターテアトルフォンテにて、HANDSIGNのワンマンツアーファイナルの撮影をしてきました。
Twitterでは何度か名前は出していましたが、ブログでは書いたことがなかったので、まずHANDSIGNとは、、、
HANDSIGN
VOCAL&SIGNLANGUAGE PERFORMANCE CREW
リーダーTATSU (ボーカル、ダンス)、SHINGO(ボーカル、ダンス)、JiN(ダンス、コレオグラフ)、OzA(ダンス)、西田隆人(ダンス)の五人組ボーカル&パフォーマンスグループ。
HANDSIGNは他にはないオリジナルスタイルで観客にメッセージを伝えるボーカル&パフォーマンスグループである。音楽やダンスで全ての人達に笑顔になってもらえるように、老若男女問わず楽しめるようなLIVE空間を追求し続けている。
http://hand-sign.com
手話を取り入れた男性ボーカル&パフォーマンスグループです。
先日は『僕が君の耳になる』という曲をリリース。
MVには女優の足立梨花さんも登場しています。この曲は、実話を元に作られています。
https://www.youtube.com/watch?v=GlYtC1mMHsg
このMVが本当に良い!絶対に見てほしい!!
私は現在の宣材写真と、そのあとリリースされた会場限定CD「こいこい」「ALIVE」のArt Workを担当いたしました。
HANDSIGNのライブの撮影はこの日が初めてでした。
会場は泉区民文化センターテアトルフォンテ。
そして本番、、、
ゲストのSoul Impression
彼らは聾者のダンスチーム。
そして無音ダンスも、、、
「遠く遠く」はゲストのけーこさんと。
終演後はサイン会&撮影会
本当に素晴らしい日だった。
正直、あの日会場にいた人の中に何人の聾者の方がいたのか、わからない。
というのも、ほぼ皆んな、手話ができたから。
最初は声で会話していたのに、途中から手話に切り替わる。そういう光景をあの日に何度も目にした。
手話で会話ができることで、より他者とコミュニケーションを取ろうとする気持ちが生まれているんだろうな。目的と手段の順番が逆であっても、結果いいサイクルが生じていると思った。
HANDSIGNの持つ、「いろんな人に、自分達の活動を通じて、伝えたい」という思いは、ちゃんと伝わっている。
だから、私はそれを写真で伝えたいなあ。
手話を取り入れたダンス、そして歌で表現しているわけだから、それがもっと伝わるようにするにはどういう写真を撮ろう?
視覚を通して何をどうやって伝えよう?
視覚を通じて視覚以外のものを伝えるには?
私も、自分のやっている活動っていうものはいろんな人に届いて感じてほしい。それは、受け取ってくれた人の気持ちが動き、受け取ってくれた人の気持ちが豊かになり、そして受け取ったことが何かのきっかけになるっていうこと。
だからHANDSIGNの活動や思いを、私は写真を通して、より届けたい。