36/SONWAI
ジュエリー紹介ブログ!
SONWAI作 リング
ゴールド、サンゴ、ターコイズなど。
SONWAI
本名 ヴェルマ・ネクアテワ
1949年アリゾナ州ホピ居留地ホテヴィラ村生まれ
1966年から1989年まで叔父であり、カリスマと呼ばれたインディアン・ジュエリーアーティストのチャールズ・ロロマの弟子としてジュエリー制作に取り組む
この時、ロロマがヴェルマにソンワイと命名。(ホピ語の女性詞で”美”を意味する)
つけてみるとこんな感じ。
つけ心地はすごくいい!インパクト大。
ただ、石部が大きいからカメラを握りこむ右手につけるとダイヤル調節しづらいからいつもは左手に。
ソンワイの師であるチャールズ・ロロマは、儀式やお守りに使われていた装飾品を、現代ジュエリーへと高めた伝説のアーティスト。ソンワイが彼のことを語ったインタビュー記事がすごく心に響いた。
「. . . よくインディアン・ジュエリーには「これはなにがしを象徴している」といったテーマがありますが、彼の作品は全く違った。これまで見たこともない叔父のデザインにホピの人たちは「これは何を意味しているの?」なんて尋ねたものです。そんな調子だから、人との摩擦やつらい出来事に遭うことも多かったのですが、それでもロロマには前に進む力があった。その力は、一見矛盾しているようですが、ホピ族であるという強い自覚と責任感があったからこそ生まれたものでした。ロロマのデザインは、ホピの精神を形にしたものだったのです。 . . . 」
前回のブログで書いたことともリンクすることだと思うけれど、ロロマやその弟子が貫いていたのは、伝統的なデザインだとか代々受け継いできた製造方法とかではなく、それらを変化させようという精神なんだと。
きっと真っ当に成長を求めてやっていればやっている人ほど、ブレてる/ブレてない とか、初心を忘れるな あの頃から変わってしまった だとか、言ってくる人は一定数いると思うが、小手先のことだけを見てそういう人のことは気にしないのが一番だと思う。
でも、そう言われるのも無理はないはず。だって精神性は直接目に見えるものではないし、、、
でも一番良くないのは、そう言われた時その言葉の表面だけ見て分かった気になって、的外れでもせっかく言ってくれた人のことを突き放すことだろうね。。
ちなみにチャールズ・ロロマやソンワイの作品はネットで検索してもあんまり出てこないしgoogleの画像検索もあんまりワクワクしないので、pinterestで"loloma"、"sonwai"で検索してみるといいかも。
今回参考にした書籍はこちら
・ターコイズ―大地の贈り物インディアンジュエリー (2)
Spellbound Splendor
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