41/全て鏡
自分が撮った写真、デザインしたジュエリーは、私には全て鏡に見える。 作品自体に鏡を使っていてもいなくてもね。 自分が写っている。作品を通して自分が見れる。 自分のことは自分が一番よくわかっている、なんて言うけれど、なんだかんだいって自分のことなんてよく見えてもいなければ理解もできていないんじゃないかな。 だから自分が一体何者なのか知りたくてやっているのかもしれない。 そしたら、自分は自分一人だと何者でもないってことに気がついたりするんだけどね。 そんな気はしていたから気がついた時にショックは受けないが、まぁヘコんだ。そんなこともあるね。 これから販売する予定の写真プリント、今販売中のSpellboundSplendorのアイテムが、手に入れてくださった人の心を動かすだけでなく、自分を見つめ直すきっかけになるようなものになればなと思う。 そういえば最近キッチリした格好にシルバーアクセを重ね付けしまくるスタイルにはまってる!面白いよね。 ...鏡を使った作品はいくつか作ったな。 年代順 1枚目は昨年京都国際映画祭に出店した作品だ これはステンレス半球に実際に自分が映って撮ったもの。もう三年前の作品だ。 唯一タツさんに褒められた作品じゃないかな...笑 思えば、ちゃんとコンセプトをもって作品作りをしたのがこれが初めてじゃないかな。