5/恋をする
先日とうとうNikonD810とカールツァイスMilvus2/35を手に入れました、、、、
ZEISS Milvus 2/35
http://www.zeiss.co.jp/camera-lenses/ja_jp/camera_lenses/milvus/milvus235.html
素晴らしい機材同士の組み合わせで、この間まで使っていたD800に比べてもそりゃ良いに決まってるんだけど、、、
この35mmが本当に難しい!
圧縮されない、撮ってみた感覚は、"見えてるまんま"。
例えば歪んで見えるから面白いだとか、圧縮されるから遠近感が出て面白いとか、そういうの一切無い。
しかもマニュアルフォーカスのみ。このレンズでは写真なんか手軽に撮らせねえよ感がすごい。
何かしら前ボケを作るとか、ライティングをちゃんと考えるとか、どの位置からどの角度で撮れば撮りたい対象達が同一直線上に来るかだとか、、、すごく技術がいる。
本当に今まで使ったどのレンズよりも難しい。一番大変かもしれない。
前回のブログで"スナップを撮るって事で大切なのは多分、自分の心が動く物を見つけたり、作り出す事"って書いて、その後もう一度自分の中で噛み砕いた結果、「恋をする」っていう言葉が自分の中で一番しっくりきたかなあ。
魅力的に見えるものを見つけて、その対象、その時間に強烈に執着するイメージ。
ただその時に思うのは、自分のために存在してるわけでも無いその対象に、勝手に価値の差をつけている自分って、おこがましい。自分勝手だ。図々しい。。
前にTumblrにもそういうニュアンスのことを書きましたな。
http://daybreak-929.tumblr.com/post/145562127394/銃を向けている
その人が存在しなければ。その場所が存在しなければ。その時間が存在しなければ。
写真はそもそも対象に依存しているのに、撮影者の個性がとかそれが唯一無二とか
どの段階でそれが発生してるんだろう。