42/ネズミは永遠に生きない








先日、用事があって実家に帰還してました。


実家にはウサギとファンシーラットがいっぱいいる。
最近は一ヶ月に一度くらいの頻度で実家に帰ってるんだけれど、帰る度に増えていたり、減っていたり...
寿命は2〜3年と言われているからね







ネズミは永遠に生きない




温玉ちゃん、通称温ちゃんというおじいちゃんがいまして。大変可愛いんです。








まじ可愛い。顔でけぇ。


ねずみを迎えたことがある人ならわかるとは思うんだけれど、ネズミは衰えてから亡くなるまでがすごく短い。
一ヶ月前まではそこまで衰えた印象はなかったんだけれど、先日帰ったらもうよぼよぼ。
目は白濁し、以前より毛がボサボサ。体を思うようにうごかせなくなって、毛づくろいが十分にできなくなったからだ。
鼻は多少効いているみたいで、私が手を近づけると頭を私の手の下に入れて、なでなでを催促してきた。多分私の匂いを覚えている。

帰った時間は夜だったんだけれど、まだ眠いみたいだから、写真を撮ったりはしなかった。シャッター音はネズミにとっては心地よいものではないみたい。
明日の朝、寝ているところを撮ろうと思っていた。












朝、私の横で眠っていた父がお仕事に行き、そのすぐ後に母が私を起こした。
温ちゃんが冷たくなっていた。
それは特別驚くことではない。
腫瘍ができることもなく、体が完全に動かなくなるわけでもなく。長生き出来た方だ。












分かれ道





「今は撮るのやめておこう。朝になったら寝ているだろうから撮っちゃおうかな。」
それが出来なかった。
"出来る/出来ない"の分かれ道が、生命の"生/死"で決められるのは初めてだった。
後悔とかじゃなく、ただ驚いた。

そういうことも当然あるんだ。
「今この瞬間を大切にしよう」とかそういうことじゃなく、ただ、そういうこともあるっていうことを、自分たちの力ではどうすることもできないことがあることを、知ってほしい。


















かくいう私は偏頭痛持ちで、今朝まで吐き気がするほどの痛みに襲われていた。毎回、結構本気で死ぬかもしれないと思う。夢から覚めた直後の、夢なのか現実なのかまだはっきりしていない時間がずっと続く。どうすることもできない分かれ道は、実はすごく近いところにいつもあるのかもしれない。

























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