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26/Comme des Garçons

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大好きな Comme des Garçonsについて まずは私の持ってるギャルソンを見て欲しい! いっぱい買ったなあ、、、 一番最初に買ったのは下段真ん中のコートとその左の黒上下 去年フランスに行く前に新宿伊勢丹で一目惚れして即購入してしまったやつ。 今考えてもなかなかいかつい値段だったけど いい買い物をしたと思う。 服のデザインが好きなのはもちろんだけれど、私好きなのは創設者の川久保玲さん。 インタビューにほとんど答えないけれど、VOGUEとかI-Dの記事を読んでいただければどんな方なのかを少しでも感じられると思う。 川久保玲が語る、コム デ ギャルソンの尽きない創造力と革新性。-VOGUE https://www.vogue.co.jp/fashion/interview/2017-06-reikawakubo 川久保玲の寡黙、ギャルソンの雄弁-I-D https://i-d.vice.com/jp/article/mbvvd4/the-work-of-reticent-fashion-designer-rei-kawakubo-speaks-volumes 「川久保玲/コム デ ギャルソン/間の技」展のキュレーターを務めるアンドリュー・ボルトン「川久保玲は、自分の作品が説明されたり、定義づけされたりすることを嫌います。ただ、見て触れて体験して、それぞれに解釈してもらいたいと考えているのです」 ギャルソンで好きな点は、着る人の年齢層が幅広いこと。ものが丈夫だから、デザイン的に、ずっと着られるという意味ではなく ずっと着たいと思える、という意味。 私の個人的な感覚でだけれど、ギャルソンを知るまでTシャツってちょっと子供っぽいなと思っていた。だし、Tシャツってどう着てもストリートっぽい雰囲気になってしまう。 でもギャルソンはそうはならない。 したいデニムを履いていないからとか、オーバーサイズで着ていないからとかそういうんじゃなく、、服自体に意志を感じる。自分が着たいように着なさいと。 オンラインストアは無いし、ホームページは店舗情報しか載っていないので、 服を見る、ギャルソンを体感したければ店舗に来

25/写真と言葉

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この所続けて二つ、”良い写真とはどんなものなのか”という題材でブログを書いた。 公開してみると、”写真に言葉はいらない”、”写真に説明文はいらない”といった意見を良く見る。 話は変わるが、私は小学生の頃からASIAN KUNG-FU GENERATIONが好きで、よく親にROCKIN'ON JAPANとか、音楽と人とかの音楽情報雑誌を買ってもらっていた。高校生になってコピバンを組みバイトをするようになってからは、バンドスコアが載っているGiGSを買っていた。 私が雑誌を買っていたのは、好きなアーティストが作品に対してどういうメッセージを込めたのか、どういう思いで作ったのか、何に影響されたのかを知りたかったからだ。 受け取り手がどういうメッセージだと捉えるかはさておき、伝える側が何を伝えたくて それを作ったのかを知ること、なんでそれを伝えようと思ったのかを知ることは、その作品やアーティストをより深く知るための手段の一つだと思う。 それが、私が”写真に言葉はいらない”、”写真に説明文はいらない”という意見に賛成できない理由の一つ。 予備知識があったり、作者の人間性が分かった方がその作品をより理解できると思う。 杉本博司さんの作品に「海景」シリーズというものがある。 これは、 「人類が最初に見た風景は海ではなかっただろうか」 「海を最初に見た人間はどのように感じたか」 「古代人の見た風景を現代人が同じように見ることは可能か」 という問題提起を立てている 。 「人類が滅んでも水平線は変わらずにある」 というメッセージを込めたものだと思っている。 そしてこの作品は、このコンセプトを知った上で見るべきものだと思う。 昨日タツさんのブログに書いてあった言葉を引用する。 写真のデジタル加工においてPhotoShopやLightroomを使う人が多いと思う。 しかしながら、根本的な考えとして 【腐った写真を良く見せる写真に変える】という概念は完全に捨て去った方が良い。 https://tatsu-a.blogspot.jp/2017/08/choice-of.html 私が ” 良い写真とは意図が